2014年04月04日

あゆみ観音さま 完成

高田の松原に遊ぶ童天女をイメージしてデザインされた、愛らしいお姿の観音さま。



ayumi-seizan3.jpg

ayumi-seizan2.jpg
posted by 舞子(勢山社) at 11:38| Comment(0) | あゆみ観音さま


03-31.jpg

posted by 舞子(勢山社) at 01:46| Comment(0) | 制作

あゆみ観音さま完成まで 〜骨書

2013年3月5日

あゆみ観音さま<鑿入れ式>のために、材に等身大の図を描き写しました。

02-01-thumbnail2.jpg  


02-02-thumbnail2.jpg
posted by 舞子(勢山社) at 00:48| Comment(0) | 制作

あゆみ観音さま完成まで  〜図面

2012年12月末

あゆみ観音さまの初稿の図面と、図面に手をいれる渡邊勢山先生

陸前高田を視察してきて抱いたイメージを元に
高田の松原に遊ぶ童天女のイメージを元にデザインを描き起こされた
あゆみ観音さま。
 色つき図面


01-12-1.jpg

01-12-2.gif

posted by 舞子(勢山社) at 00:32| Comment(0) | 制作

あゆみ観音〜視察3


10.jpg

11.jpg

12.jpg

陸前高田からの帰路では、道が通っている海沿いの主要道路を
なるべく通ってきました。
同じ津波に襲われた所でも、行政まかせにせず、住民達で
日頃から気をつけている集落では被害者が1人もいなかったりと
危機への意識の仕方により、被害を小さくできる事を
学ばせていただきました。

00-8-02.jpg

00-8-01.jpg

00-04.jpg

00-03.jpg



posted by 舞子(勢山社) at 00:25| Comment(0) | 視察

あゆみ観音さま 〜視察2


住人の方やボランティアでいらしていた方々に色々とお話を伺いました。
視察に同行されたjookoさんのブログに、詳しい記事が書かれています。
   >>jookoふぉとエッセイ



教訓が石碑に残されていました。
00-8-00-00.jpg


堤防の中の土がさらわれて空洞になってしまっています。
おそらく形がしっかり残っている所も強度がなくなっていると思われます。
ayumi-0sirabe9.gif


00-8-3.jpg


松原の跡。
防潮林としての役割も担ってきた何千本もの松ですが
巨大な津波により流され、街を襲うことになってしまいました。
00-8-2.jpg


勢山先生の知人の方で、絵を描く事で子供達の心を癒してもらおうという
ボランティア活動をされている方が丁度いらしていたので、建物の跡を
案内していただきながら、詳しいお話を伺いました。
圧倒的な津波の痕跡を目前にしてみると、自分がもしこの地にいたとして
助かれるイメージが思い浮かびません。
建物の三階に車や流木が突き刺さっている状況なのです。

石碑に残っている教訓を生かしてきた昔ながらの漁師町と、新しく
造られてきた街との被害の差が悲しすぎました。
00-8-0.jpg

3Fと思われる硝子の所は映写室で、そこに流されて閉じ込められてしまった人は
流されず、天井との間の空気で助かったそうです。
00-8-00.jpg

てぶくろ人形劇のボランティアをされていらっしゃる方や
会場の幼稚園の先生方にもお話を伺いました。
子供達を誘導しながら山道を避難した時の様子などをお聞きし
先生方や子供達の勇気、地元の方の知識などのお話に聞き入り
ました。
00-8-5.jpg

20.jpg

---------------------------------------------------------

写真追加

01ki.jpg

0.jpg

02hasi.JPG

03siyakusyo.jpg

00.jpg

05ho.jpg

06.jpg

ボランティアの方たちも利用している素泊まりの宿に宿泊させていただきました。
深夜の宿、寝静まった頃に地震があり、川沿いを急いで走っていく自警の車と思しき
ものや普通車が緊張感を高めます。ボランティアで来ている若者たちも揃って外へ飛び出し、
私達もテレビからの情報に注目しました。
まだ日々地震の多い中です。震災に直に遭遇した方々の日々の恐怖感ははかり知れません。
07.jpg

posted by 舞子(勢山社) at 00:25| Comment(0) | 視察

あゆみ観音さま完成まで 〜視察

2012年8月

陸前高田の松で佛さまを作りたい、制作をお願いできないかと
勢山先生の元にお話が来ました。まだ復興の兆しも見えて
いない中で仏様を制作しても、それどころではないのではないかと
いう思いもあり、勢山先生は地元の方の意見や思いを知りたいと
陸前高田をはじめとする東北の被災地の様子を視察に行かれました。
現地で避難場所にもなったお寺のご住職にお話を伺うと、
(街の際にある高台のお寺で、被災した旧市役所から近い所です)
家族や家を失い、思い返すのも辛く、何も考えられない中で
仏さまに祈るイコール家族の死を受け入れる、という所まで
いけてないのではないか、また、仏さまがいらしても、肝心の
住んでいた人達が仮設住宅に入られ、いつ戻ってこれるかも
わからない状態で、仏さま自身もお守りできるかわからない
のではないかというご意見を伺いました。
 また、床上まで水につかったというあたりの方に伺った
お話では、先に進む為に兎に角動き出そうという気迫が感じ
られました。
 漁師町の民宿では、旦那さんが実際海に出ている時に津波に
遭遇したお話や、その地域では海に近くだったけれど死者を
出さずにすんだこと、昔からの伝承を受け継いでいる地域
であること、運やタイミングもあったことなどをお聞きしました。
つくづく、口伝や石碑で忠告されている事は大事だと思いました。

 その後、勢山先生が制作依頼を受け、観音さまのお姿を
図面上に表す時にイメージの元となったのは、視察してきた
東北の様子や陸前高田の光景。
かつて松が立ち並んでいた跡を見ながら、多くの人に愛されて
育ってきた松たちが、津波により流されて町を心ならずも破壊
してしまう一端を担った悲しさを浄化してあげたい。
という思いや、人だけでなく、動物、植物、数多の命、歴史と
共に歩んできた街姿や歴史などが姿を変え、生まれかわった
という姿を、浜辺に遊ぶ松の精になぞらえ童天女のお姿で
表す事にしました。
 震災の直後に生まれ変わり、菩薩さまが完成した頃が
成長した姿と重なれば。という思いも込められています。

色彩も、希望と願いの祈りをこめた赤系の色を基調に、海の青
松の緑などを入れて彩色されています。

ayumi-canon.jpg
posted by 舞子(勢山社) at 00:22| Comment(0) | 視察